| 文字列傾斜錯視はパソコンの画面表示の%にも影響を受ける | ||||||||
| 2017年10月 新井仁之・新井しのぶ | ||||||||
| このページはパソコンの画面表示を100%にしてご覧ください。 | ||||||||
| 文字列傾斜錯視の錯視量はフォントの種類に依存しますが、じつはパソコンの画面表示の%にも依存します。 その理由は次のようなことにあります。 |
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| たとえば MSゴシック12pt でも、画面表示が100%と125%では、 | ||||||||
| のように違っています。左が100%で右が125%です。これを見てわかるように、右と左は幾何学的に相似というわけではありません。この違いが、文字列傾斜錯視に影響します。 | ||||||||
| その例を一つ挙げましょう。 | ||||||||
| 以下、フォントは MSゴシック 12pt で固定して話を進めます。 | ||||||||
| パソコンの画面表示を 100% にすると、この設定をした文字列傾斜錯視自動生成ソフトは「東大一高」の文字列が傾いて見えると算出します。 | ||||||||
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| しかし、パソコン画面の表示を 125% に設定した文字列傾斜錯視自動生成ソフトは、「東高大一」が良く傾いていると算出してきます。実際に、125%の大きさでは「東大一高」は次のようになります。 | ||||||||
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| これに対して、「東高大一」は次のようになり、125%表示の「東大一高」より傾いて見えることが確認できます。 | ||||||||
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| このように文字列傾斜錯視はフォントや画面表示の%の大きさに影響を受けやすいものとなっています。 | ||||||||
| 文字列傾斜錯視については | ||||||||
| ITmedia NEWS 『真っすぐなのに斜めに見える"不思議な文字列" その仕組みとは』 | ||||||||
| をご覧ください。 | ||||||||
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